純資産の勘定科目

純資産とは、貸借対照表の貸方（右側）、負債の下に表示されます。

純資産とは、株主からの出資分と、その後の会社が稼ぎ出した損益の部分と、資産の時価評価をした部分に分けられます。

会社の経営は、株主からの出資金を元手に開始されます。
その出資金の勘定科目を資本金と言います。

純資産とは、出資金のことを言い、会社はその出資金を使用して毎年、利益を出したり、損失をだしたりします。
出資金に、その利益と損失を加算したり、減算したりして、純資産を構成しています。

つまり、出資金に利益を加算したり、損失を減算したりした金額が、翌年の原資となるのです。

尚、純資産の中には、評価・換算差額等があります。
それは、純資産の時価評価を純資産に反映させたものになり、純資産を構成する一つです。