平成29年算定基礎届とは?
算定基礎届とは何かご存じですか?
算定基礎届とは、年1回行う定時決定の届出のことを言います。
定時決定は、健康保険・厚生年金保険の被保険者が、実際に受け取る報酬額(給与額)と、
現在の標準報酬月額との差額が大きくならないように行われています。
算定基礎届は、原則として、毎年7月1日~7月10日に提出します。
※平成29年度は、7月3日~7月10日が提出期限です。
算定基礎届を提出して、決定した標準報酬月額は、その年の9月~翌年8月まで適用されます。
では、算定基礎届の対象となる人は、どのような人なのでしょう?
それは、7月1日現在、被保険者である人全員が対象になります。
ただし、下記場合は、対象になりません。
・6月1日以降に資格を取得した人
・6月30日以前に退職した人
・7月1日以前に資格喪失した人
・7月に月額変更届を提出する人
・7月に産前産後休業終了時変更届を提出する人
・7月に育児休業等終了時変更届を提出する人
・8月に月額変更届を提出する予定の人
・8月に産前産後休業終了時変更届を提出する予定の人
・8月に育児休業等終了時変更届を提出する予定の人
・9月に月額変更届を提出する予定の人
・9月に産前産後休業終了時変更届を提出する予定の人
・9月に育児休業等終了時変更届を提出する予定の人
都道府県によっては、8月、9月の月額変更等の提出予定者は、算定基礎届の提出が必要な場合もありますので、提出先の年金事務所へご確認ください。
又、もし8月、9月の月額変更等の提出予定者で、算定基礎届時に届出をせず、変更届の対象者では無くなった場合、
算定基礎届の提出が必要となりますので、ご注意ください。
いかがでしたか?
算定基礎届の対象者や、提出時期などはわかりましたか?
次回は、算定方法などをお伝えします。